仮想通貨「TRON」を買いたい!特徴と将来性、ウォレットは?

最先端技術は繰り返し競合によって、新しいものが誕生し進化を遂げています。

企業が画期的な技術をいち早く導入しようとしているように、開発の段階からすでに競合化が始まっています。

イーサリアムはこれまで開発のプラットホームとして、多くのERC20規格のトークンを誕生させてきました。

2017年にコンテンツ配信プラットホームとして誕生したTRON (トロン)が発行しているTRXもERC20トークンです。

独立したネットワークを確立するために、TRON プロジェクトは「オデッセイ2.0」と呼ばれるメインネット移行へ進み始めています。

これはイーサリアムのプラットホームから、新しいブロックチェーンに移行して新しい通貨で運用が始まっていくということです。

TRON はdapps 開発の為のプラットホームとして、イーサリアムと競合していく構えです。

dapps の開発者達はTRONとイーサリアムどちらのプラットホームを選択していくのでしょうか?

5月31日に独自ブロックチェーンβ版をローンチしたばかりのTRON について紹介していきましょう。

TRON(トロン)とは

TRONは誰でも自由にコンテンツ配信できるように分散型インターネットを構築するために立ちあげられました。

それはユーザーに権限を与えることで、より良いコンテンツの作成と中央集権化したサービスに頼るという従来のシステムを変えることができるからです。

TRONがイーサリアムの規格から独自のメインネットに移行することでプロジェクトの目的は達成できるのでしょうか?

気になるメインネット移行で追加される機能には、1秒間に10,000件の取引処理能力です。

スケーラビリティ問題解消のために慎重に改善を進めているイーサリアムの現在の承認システムはProof of Workです。

イーサリアムの承認システムもProof of Stake移行に進められていますが、TRONが先にこの移行のためにオデッセイ2.0をローンチしたということですね。

この消費電力の高いPOW からPOSへの移行は、大きく組織化したプロジェクトほど容易ではないのです。

POSに移行するとマイニングしているPOWを維持したい派との分裂も予想されます。

イーサリアムの移行はロードマップより遅れが見られています。

それに対してTRON はこの承認システムの移行に向けて、今回大きな動きとさらなるステップを発表しています。

コンセンサスアルゴリズムの変換の第1歩に、6月26日にトロンのコミュニティメンバーに適応するかどうかの「スーパー大選挙」が開催されます。

この選挙の内容は、名乗りをあげた企業や団体がTRON サポーターを代表して選定され、ネットワーク内で検証作業を行います。

参加団体の中には、中国で有名なマイニング企業「Antpool」の名もあります。

続々と参加企業が増えて連日盛り上がりを見せています。

では有名企業も選挙に参加するほどのTRON の新しいアルゴリズムにはどのような魅力があるのでしょうか?

TRON(トロン)の特徴とは?

TRONの通貨表記は「TRX」です。

TRONの新しいネットワークでは1秒間に1ブロック生成されるので、各ブロックは32TRX受け取ることになります。

インフレが起こらないよう設定されたTRX報酬は、TRON 財団から毎年授与されます。

TRON 財団では選挙の公平、平等、透明性を確保するために財団の持つTRXは選挙の投票プロセスから完全に別にするようにロックされています。

TRXのロックが保たれることで、財団からの特別な投票1票もないと約束しているわけですね。

独自のブロックチェーン上で稼働するdappsのプラットホームを提供するには、現在市場で求められている処理能力。

この処理能力を維持するためにはPOSアルゴリズムを健全に保つネットワーク作りが重要です。

TRON のPOSアルゴリズムの流れは以下のようになります。

  • 投票で選ばれたチーム(企業や団体)はブロック生成するために資金を預ける
  • 資金を一番多く預けたチームからのブロックが提案されます
  • 残ったチームが提案されたブロックに対して、投票を行い2/3以上の同意が得られれば承認候補
  • 最後にもう一度投票が行われ、2回目の投票で2/3以上の同意が得られるとブロックチェーンに正式に繋がれます。
  • ブロック生成に成功したチームは各ノード(自分のチームに投票してくれた人)に知らせ、チームとノードは報酬を受け取る

2回の投票を行う理由には、1回目の投票で同額の資金を預けたチームがいた場合に、ブロックが同時に複数生成されてしまうのを防ぐためです。

TRON はこのネットワーク形成のための準備期間にもかかわらず、世界中のユーザー達の関心を集めています。

TRON(トロン)はどこで買える?

TRONはBinanceなどの多くの海外取引所で取り扱いがありますが、購入時期によってメインネット移行による影響を受ける場合があります。

順調にいけば5月26日から通常通り、移行後のトークンを購入することが可能です。

TRON(トロン)のウォレットは?

ERC TRXからメインネットTRXへのトークン移行期間は6月21日から25日の間に行われます。

メインネット移行をサポートする取引所に預けている場合は自動的に行われるので何もする必要はありません。

そのため新しいTRXに交換対応してくれる取引所に預けておきましょう。

移行期間中の6月21日から25日はTRXの引き出しはできません。

もしハードウォレットやイーサリアム系ウォレットに保管したまま、この移行通知を知らなかった場合は「永久トークン変更カウンター」にて新しいTRXに変更できると発表しています。

ERC TRXはウォレットに入れたままだとそれこそ1円の価値もなくなってしまいますが、TRON では継続的にサポートを続けていくそうです。

現在TRONを扱う取引所は多数ありますが、日々更新されてアナウンスが発表されていくので情報の収集をしていきましょう。

対応取引所でおすすめはBinance です。

日本発の仮想通貨ウォレットGinco でも、TRON公式において対応取引所に預けることを推奨していることから21日前に移しておくようにアナウンスがでています。

TRON(トロン) の将来性は?今後どうなる?プロダクトは実現しているの?

TRONはプロダクト通りに順調にメインネット移行まで進んでいます。

スーパー大選挙によって選ばれた27の企業団体がTRON のメインネット維持とdapps の開発促進に取り組んでいく見通しです。

ユーザーは各企業が掲げる公約や配当の条件を基に投票をします。

これらをブロックチェーン上で行うことで、企業や団体が公約に掲げた条件を途中で変更したり違反することはできません。

健全な活動が約束されている仕組みですね。

現段階ではユーザーが投票した場合のTRXの行方についてはまだ示されてませんが、この部分も明確な魅力ある報酬制度によって参加者数に影響が出てくると思われます。

TRON のようなプロジェクトはコンテンツ配信者はもちろんネットワーク内でサービスを受けるユーザーからも需要が求められ、将来性が確実にあります。

エンターティメント業界が抜本的に変化していくには、ネットワーク形成が重要な鍵を握っているでしょう。

https://tron.network/index?lng=en  TRON公式

https://dn-peiwo-web.qbox.me/Tron-Whitepaper-1031-V18-EN.pdf     中国版ホワイトペーパー