派生型ビットコイン(フォークビットコイン)を買いたい!どんな種類があるの?特徴は?

最近ではビットコインキャッシュがハードフォークでいくつかのアップデートと4倍にあたるブロックサイズの拡大を計画していることで話題になっています。

ブロックサイズの拡大は容量が大きくなることでより迅速な取引を可能にします。

あくまで予想ですが、5月中旬になんらかの進展があるかもしれません。

ハードフォークによって誕生したコインがさらにハードフォーク?なんてことが、、

ハードフォークはたびたび話題になる要素で、もちろんビットコインの価格にも影響します。

そもそもハードフォークとは?

ハードフォークをする意味は?

ハードフォークしたビットコインの種類は?

疑問いっぱいの派生型ビットコインについて詳しくみていきましょう。

そもそもハードフォークとは?

ハードフォークとは分裂する・分岐という意味がありますが、簡単に言うと仮想通貨のアップデートです。

実はこのアップデートにはハードフォークとソフトフォークの2種類があります。

アップデートが実行されるとブロックチェーンに旧システムと新システムのチェーンがふたつに分かれて存在することになります。

分岐点を基準に互換性がなくなり、通貨の特徴や価値に変化が生まれます。

ソフトウォークはチェーン全体がアップデートされ新システムになるので、ハードフォークした時のように通貨に与える影響は少ないのです。

人気のあるコインほど抱える「スケーラビリティ問題」

ではなぜ、ハードフォークが必要になるのでしょうか?

これは人気のあるコインほど抱えるスケーラビリティ問題にあるとされています。

通貨の取引が盛んになり流動性が高まると、ある問題が発生します。

それは取引の承認のための処理能力が追いつかなくなり、マイナーに支払う報酬も値上がりしていってしまいます。

これをスケーラビリティ問題といい、この問題を解消する為にハードフォークが行われます。

人気のあるビットコインは、この問題を解消する案でマイナーや開発者と意見が対立する事があります。

世界で時価総額第1位を誇る通貨だけにハードフォークを幾度となく重ねているのです。

ハードフォークでどんどん増えるビットコインの種類は?

ハードフォークの度に通貨の種類が増えていくのですが、ときにフォークコインと呼ばれることがあります。

これらのフォークコインですがハードフォーク後に価値を高めたコインもあれば、ハードフォークの延期などで不安材料を抱えたコインもあります。

必ずしも各取引所で上場して、価値が高まる保証がないのでビットコインという名前がついているからといって飛びつくのは危険です。

全てのフォークコインの特徴を把握するのは大変なので、重要ワードのみ頭に入れておき最新情報を得ていきましょう。

参考までに話題性のあったフォークコインをまとめてみました。

元祖フォークコインの「ビットコインキャッシュ」(2017年8月)

マイナーと開発者の間でマイニング仕様のことで意見の対立から誕生しました。

中国のマイナーが作った通貨です。

通貨表記はBCHですがBCCとも表記されることがあるので、ややこしいでしょう。

関連するワードは「ASIC Boost」と「Segwit」です。

  • ASIC Boost・・・ビットコイン分裂の主権争いとなったマイニングマシン。
  • Segwit・・・ブロックチェーン上のひとつのブロックに記録できるトランザクションサイズを圧縮することで取引承認の混雑を緩和できる仕組み。

1ブロックあたりのトランザクション数が増え、マイニングマシンの性能の高さを求められる上に、マイニング報酬が低くなるためマイナー達が反対しました。

 ビットコインキャッシュ 公式サイト https://www.bitcoincash.org/

GPUで一般の人もマイニングに参加できる「ビットコインゴールド」(2017年11月にリリース)

ビットコインキャッシュのようにASICを使わず、GPUでマイニング可能。

Segwitを実装しています。

通貨表記はBTGです。

BTGの特徴は「UAHF 」です。

今年3月にElectrumGというBTGネットワークに接続してトランザクションをリアルタイムで送受信できるフル機能のウォレットのβ版の発表しました。

  • UAHF・・・マイニングに参加する人がブロックサイズを自由に選択できる技術

 ビットコインゴールド 公式サイト https://bitcoingold.org/

プライバシー保護に観点を置いた「ビットコインダイヤモンド」(2017年11月)

取引金額を暗号化して、匿名性を高めています。

通貨表記はBCDです。

開発者がオープンに紹介されていないため、謎めいた通貨です。

2018年には振込金額と残額の暗号化を予定しています。

ほかのビットコインやフォークコインとの違いは発行上限数です。

ビットコインは2100万枚に対し、ビットコインダイヤモンドは2億1000万枚です。

取引額を知られたくない大型投資家向きのコインと噂されています。

ビットコインダイヤモンド公式サイト http://www.btcd.io/#/

ビットコイン愛好者達とボランティア開発者による「ビットコインシルバー」(2017年10月?)

公式サイトが閉鎖していて、詳しい情報は得られないのですがプロジェクトが失敗してしまったようです。

10月に一度上場し分裂後のコインの配布はなく、12月にハードフォークを予定していたビットコインウラニウムと全く同じ特徴だったために誕生を期待されたコイン。

両者ともマイニングを分散化させようとしたボランティアの開発者によるものです。

スピード重視の「ライトニングビットコイン」(2017年12月)

通貨表記はLTBCです。

マイニング参加の敷居をさらに低くしたCPUマイニングになります。

特徴となるワードは承認システムにDPoS(投票制)を採用して公正な配分を目指しています。

2018年のロードマップは分散化(Dapp)を促進し、スマートコントラクトを実装予定。

Dappにはゼロ知識証明・アトミックスワップの機能が追加されます。

  • ゼロ知識証明・・・トランザクションにおける送金額やアドレスなどのプライバシー情報を匿名性を保ったまま、取引承認の正当化を証明できる技術
  • アトミックスワップ・・・仮想通貨同士を取引所やマイナーを介さず交換できる機能

ライトニングビットコイン 公式サイト http://lbtc.io/

開発次第でビットコインを超える「スーパービットコイン」(2017年12月)

注目するワードはスーパービットコインのライトニングネットワークです。

通貨表記はSBTCです。

ビットコインの難点である、送金速度と手数料の問題を解決できるとして注目されました。

2018年3月31日スマートコントラクトを組みこみ、5月31日にゼロ知識証明を実装予定しています。

  • ライトニングネットワーク・・・Segwitの導入により期待されている技術。

取引の承認速度だけではなく、オフチェーン上でトランザクションをまとめて、効率化された情報のみをブロックチェーン上に送ることでマイクロペイメントを可能した技術です。

スーパービットコイン公式サイト http://supersmartbitcoin.com/

ハードフォークを受けるビットコインはどこで保有しておけばいいの?

ハードフォークを受けるには条件があります。

ハードフォークが実行される段階で、付与された後に売買できる取引所にビットコインをあらかじめ預けておく必要があります。

そのためどの取引所でハードフォークをサポートしているか調べておきます。

ただハードフォークをしてから、コインの付与まで時間がかかる場合もあります。

バイナンスはメジャーなハードフォークは全て対応してくれる取引所です。

ハードフォークのメリット・デメリット・弊害は?

ハードフォークによって、ブロックチェーン上の問題が緩和して、機能が向上するメリットがあります。

ユーザーは保有しているコインのほかに新ルールのコインも貰えるので、単純に持っているだけで資産が増えていくことになります。

その反面、ハードフォーク前後は市場の価格に大きな変動があるかもしれません。

またハードフォーク後は旧コインと新コインが同じ秘密鍵を使用していることになり、リプレイアタックと呼ばれる別の問題があります。

リプレイアタックとは簡単にいうと、秘密鍵が流出して起こる悪意のある攻撃者によって資産を奪われてしまうことです。

分岐した時点で片方のコインのチェーンで行われたトランザクションをコピーして、もうひとつのチェーンで不正な送金をする攻撃のことです。

フォークコインにリプレイアタック対策(リプレイプロテクション)がされているかも重要になってきます。

この対策がなされていなかったB2X(Segwit2x)は人気がある取引所で購入できるようになったのですが、今月に入って米ドルの先物取引において、なんと24.6%の下落を記録してしまいました。

ユーザー目線からは、コインが増えていくという喜ばしいことの反面、ハードフォークする度に様々な観点で情報を得ることが必要になる場面もでてきます。

心配な方は、ハードフォーク後の落ちついた頃に取引を再開しましょう。