仮想通貨「Augur」を買いたい!特徴と将来性、ウォレットは?

今話題になっている匿名通貨とギャンブルに使われる可能性のある通貨はひとくくりに、国内から取り扱いを見送る方針が出ているようです。

匿名通貨とは取引記録はブロックチェーン上に残りますが、取引履歴を見ることができない通貨です。

よって国が問題視しているのは、お金の流れがわからなくなるマネーロンダリングに使われる可能性があるからです。

そこでAugur (オーガ)は匿名通貨ではないにもかかわらず何故、匿名通貨ともに目をつけられてしまったのか疑問に感じる方もいるでしょう。

Augur はブロックチェーン上で公平で透明性のある未来予測を実現したプロジェクトですが、主に利用される環境がギャンブルや賭け事になっているからです。

「少しでも懸念がある通貨」として扱われてしまったAugurは今後どうなっていくのでしょうか?

新ホワイトペーパーの公開によって詳細が明らかになったAugur の機能についても、再確認してみましょう。

Augur(オーガ)とは?

Augur (オーガ)は従来の中央集権化した予測市場で起きている賄賂やリスクを排除した分散型予測市場を開拓しています。

ユーザーは未来の出来事に対して予測し保証金を元に、提示されたある事柄について投票に参加することができます。

結果を正しく予測した場合に賞金を獲得し、反対に誤った予測をした場合は保証金を没収されるといういわば賭け事に使われるプラットホームです。

従来のシステムでは仲介者がトレーダーに獲得金を分配する際に、公平で信頼性のある役割を果たしているのか定かではありません。

それは賄賂や中央集権的な考えによって、適切な価格ではない可能性もあります。

Augur では中央集権的なものを必要とせず、予測した結果に対してネットワーク内のユーザー達が正確な判定結果を下すことができます。

さらに賭け事の対象となるマーケットを誰でも作成することができ、マーケットの元となるイベント作成後はネットワーク内全てのユーザーが取引を開始することができます。

イベントを作成するユーザーは有効性保証金といって手数料(最低で0.01ETHほど)が必要になりますが、マーケットで無事終了した取引終了後に返還されます。

Augurでは、REP(Reputation)というネットワーク内で利用するトークンが中心的な役割を担っていますが、賭け事に参加するトレーダーはREPを保有する必要はありません。

実際に参加するトレーダー達はビットコインとイーサリアムで勝敗を賭けます。

ではどのような場面で、REPトークンが必要になるのでしょうか?

次にAugur の持つ特徴とともに紹介していきます。

Augur(オーガ)の特徴とは?

Augur(オーガ)のプラットホームは分散型オラクルスマートコントラクトで成り立っています。

オラクルとはブロックチェーン上にある出来事の結果はどうだったのか?という情報を外部から取り込む重要な役割を担っています。

Augerではこの外部の情報を正確な情報としてジャッジを下す「レポーター」が存在しています。

REPを保有しているネットワーク内のレポーターはで現実に確認したアウトカム(投票結果)に対して、マーケットから報酬を受け取ることができます。

レポーターが虚偽の情報に投票しないように投票に参加する前には、レポーター自身のREPを保証金として預け入れる必要があります。

虚偽の情報に投票した場合はその預けたREPは没収されるため、レポーターが正直かつ正確にアウトカムをレポートすることが最も有益な行動であるようにインセンティブ設計されているのです。

ただこのシステムはレポーターの多くが誤った情報を認識してしまい、その投票結果が事実と反してしまう場合も考えられますよね。

従来の中央集権的なサーバーから発信されるフェイクニュースに一時的に惑わされてしまうことも過去にありました。

このことは投票数に満たなかった少数の真実のアウトカムを提示したレポーターが損をしてしまうことになります。

Augur ではマーケットで提示された結果に対して異議を申し立てることができ、解決するためにフォークという機能が実装されています。

異議があるレポーターは争議保証金としてREPを用意しますが、これは真実に気がついたレポーター達によっても徐々に増えていきます。

争議保証金がある一定以上集まった時に、システム内で自動的にフォークが実行されます。

フォーク発生時にレポーターのREP はロックされるので、報酬を受け取ることが出来なくなります。

そのため自分が正しいと思うバージョンににREPを移行する必要があります。

移行先を誤るとREPの価値がなくなるため、慎重に選ばなくてはなりません。

フォークが実行されるとREPはマーケットのアウトカム(投票結果)ごとにいくつかのバージョンに分割される仕組みです。

そのためレポーターはフォーク期間中(60日間)に引き続きフォーク前のアウトカムを信じるバージョン、もしくは現実に起きた事柄と合致したと信じるバージョンのREPと交換しなくてはなりません。

このままフォークに参加する全レポーターには5%のREPが自動的に付与されるので、全員が参加することを促しています。

正しく結果判定されない予測市場には誰も参加しないため、現実とそぐわない結果のバージョンのREPは無価値になるからです。

Augur が持つフォークという機能は、私達が認識するビットコインキャッシュのフォークとは目的が違うようですね。

ネットワーク内が常に信頼できる活動をしていくために、ある事柄に対しておきた結果が真実であるかを追求できるシステムになっています。

Augur(オーガ)はどこで買える?

Augur は現在、日本の取引所では取り扱いはありません。韓国でさかんに取引されているようです。

韓国の取引所は日本から口座を登録できない場合があるので、Binance を利用しましょう。

ビットコインでの取引量が多く、イーサリアムでも購入できます。

Augur(オーガ)のウォレットは?

Augurはイーサリアム対応のウォレットで管理できます。

独自の暗号通信方式を採用しているGinco アプリもおすすめです。

Gincoの秘密鍵を用いてマイイーサウォレットで残高を確認する方法がFAQに追加されました。

https://gincosupport.zendesk.com/hc/ja/articles/360003999592

Augur(オーガ)の将来性は?今後どうなる?プロダクトは実現しているの?

Augur の開発は順調に進んでいて、ローンチ前に決行するREPトークンスマートコントラクトの自動移行が7月に予定されています。

今後の鍵となるのは、Augur がどのような方向性でプロダクトを進めていくかということです。

日本では国営で指揮をとる競馬や競艇は認められていますが、それ以外は法律で認められてはいません。

さらにギャンブルや賭け事は社会で受け入れられる傾向にはなく、Augur の取り扱いには取引所も慎重です。

従来のギャンブルもしくは賭け事は集権的な組織・団体・仲介者を通じて行われ、組織を維持していくためには必ず手数料や仲介料が必要です。

そしてその委託したお金の流れは不透明で、その手数料は本当に適切な価格かということを知る術はありません。

ギャンブルや賭け事は、反社会的なものだから仕方ないという概念が変えられることは今までなかったのです。

Augurがギャンブルや賭け事の概念を変えてくれることを期待します。